釣行日天気場所時間気温水の色風向き
6月23日(土)曇り相馬港?提17:00〜21:30 20℃普通東風・弱い

今回は、ボーズ病脱出のために、妻にお願いして相馬への釣行となった。今の時期の相馬はコチやヒラメが釣れる季節であり、 過去の釣行でもまずまずの結果が出ていたからだ。土曜の夕方〜日曜の朝しか釣る時間が無いので、コチ、ヒラメに狙いを絞り、 タックルもそれ用に最小限にまとめて、いざ出発となった。

相馬に着いて早速情報収集に走ったが、今回は義父の友人、I先生の「夜釣り隊」に参加する事に話が決まっていたらしい。 I先生は「SEA JOY SOMA」というHPを運営されており、釣行日数は年間340日(!)、釣りばかりかダイビングもこなし、 相馬港のどこに何が沈んでるのかも把握しているという、神様のような方である。いつも相馬の釣り情報を収集するために、HPは 拝見させてもらっていて、今回の「夜釣り隊」の件も知っていたのだが、沖提に渡る話だったので、関係ない話だと思っていた。 が、急にそういう事になったので、しばらく考えた後、滅多にできない経験という事で参加させてもらうことにした。

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私がルアーでヒラメを狙っている事を知り、いきなり沖提に渡らずに、海水浴場沖のテトラ周りを少し攻めてみようという事になった。 先生はヘビキャロ、私はジグヘッドで攻めるがバイトは無い。しばらく場所を変えやってみたが駄目で、では堤防へ上がりましょうと いう事になった。
堤防では既に先発隊が釣りを開始していて、義父がちょうどアイナメをキャッチした所だった。クーラーを覗かせてもらうと、既に5〜6匹 入っている。まだ開始から1時間あまりだというのにこの釣果、沖提恐るべしである。私もヒラメの思いを引きずりながら釣りを開始する。 水深や地形がわからないので、とりあえず7gのジグヘッド+今日買ってきたパワーシャッド3inを使用、地盤と基礎の境目から足元まで 探る。

開始まもない17:50、フォール中に「コンッ」と根魚特有のバイトがあり、間髪入れずに合わせる。上がってきたのは30センチ弱 のベッコウゾイだ。その後も頻繁にバイトがあり、オカッパリの1回の釣行で数回のバイトしかない私にとっては、驚きの連続だった。

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その15分後、キャスト後の着底間際、また「コンッ」と明快なバイトがあり、キャッチしたのは今の時期には珍しい(と思っている) サッタロ君でした。
この少ない時間でこれだけバイトがあるという事は、時合が来ている証拠と確信した私は、もしかしたらという期待を込めてバイブで ヒラメを狙ってみることにした。流れの淀みに魚が着くと想定し、その淀みを横切ってみたり、下流へ投げ上流へ巻いてきてみたり、 いろいろ試してみたのだが、全然反応は無く、1時間程であきらめた。
時間は19:30を過ぎかなり暗くなった。またジグヘッドの釣りに変え基礎周りを探るが、暗くなると急にバイトの数が減ってきた。 潮の影響があるとはいえ、暗いとバイトが増えると思っていた私はにはちょっと以外だった。
暗くなると、夜光虫で水面が青白く光っていることに気づく。これだけ大漁に見るのは始めてで、しばし眺める。よく見ると、集中的に 光る場所があり、それが魚に追われて光っていることに気づいた。またまたここで、バイブを投げてみる。すると1投目、回収しようと したルアーを追うように光の帯が動いているのが見えた。これはスズキかもしれないと、また少し粘ってみたが、やっぱりバイトは無かった。

21:30に釣りを終了したが、結局私はベッコウとサッタロの2匹のみ。ヒラメなどに浮気をせず、もっとライトなタックルで真剣に 釣ればもっと釣れただろうが、今回は段取り不足だったので仕方ない。でも、あれだけバイトがある事ってあまり無いと思うので、もった いなかったなぁ。

その他の釣果としては、暗くなってから先生が夜光虫の変化に気づき、途中から電気ウキ仕掛けで挑戦。2回スズキを掛けたが2回とも テトラに潜り込まれラインブレイク!!とてもくやしがっていたが、最後に40UPのクロソイをヒットさせた。先生の弟子、A君も40弱 のアイナメを、義父は推定60センチのハモ(アナゴ)釣り上げ、釣果的にはまずまずだったのではないでしょうか。それよりも、私の 海釣り人生で(短いですけど)これだけの数の魚をキャッチしたのは見たことがありません!!相馬の海はホントに素晴らしい、これからも このままの相馬であり続けて欲しいです。

最後に、今回いろいろご指導、ご協力いただいたI先生、この場をかりてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

<使用タックル>

MT−86+シルバースレッド20LB+ナイロン5号


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