釣行日天気場所時間気温水の色風向き
8月15日(水)曇り涸沼川・D2裏3:00〜4:00 22℃薄濁り東・強い
平戸橋下流4:20〜5:20

今日も涸沼川通いは続く。ただし、今回は夜中ではなく、早朝の釣行。今日は朝6時半頃に干潮になるため、涸沼川が駄目なときは久慈川河口でなんとかしようと考えたから。最近、「日立フィッシングセンター」や「ルアー情報」のHPに久慈川の釣果が頻繁に載るようになり、一度この目で現場を見たくなったのだ。まあ、釣れるかどうかはともかく、とりあえずロッドを振ってみようと思った。

3時前にD2裏に到着。車が無いので、先客はいないようだ。タックルをセットしポイントへ急ぐ。投げ釣りの人が1人いたが、自分のやりたい場所には誰もいなかったので、すんなりポイントへ入れた。暗いのでよくわからないが、既に流れは順流に切り替わっているようだ。とりあえずエスフォーをセットし、キャストを開始。思ったより流れが速く、すぐにルアーが流される。自分の狙いたいコースがあるのだが、流れが速すぎて上手くトレースできない。サラナ、マグミノーに変えても、今度は潜りすぎて底にルアーが当たる。ならばとエンジェルキッスに変えて、岸ギリギリを狙うがバイトは無く、これ以上はやっても無駄だと思いD2裏を後にする。

次に来たのは、鹿島線の陸橋の下。ここは、橋脚やすぐとなりにある船着場によって流れに淀みができ、なおかつ足元は砂利でカケアガリなので、順流のときはいい感じになるとにらんでいた場所だったのだ。幸いこの時間、誰も釣り人がいないので静かにポイントに近づき、さっきからつけっぱなしのエンジェルキッスをキャストする。

しばらくすると、車が1台橋の下に停車した。そのライトに照らされた場所で、魚がいっせいに逃げた。「ボイルか?」と思った瞬間、「グオボッ」っと魚が岸に上がらんばかりの勢いで、ベイトを追っかけている。これはチャンス!とばかり、ボイル地点にルアーを落とす。何もしない「ほっとけメソッド」でバイトを待つが、バイトは無い。そのうち、船着場側でも、同じようなボイルがあり、同じようにルアーを落とすもバイトなし。その後、潮目にキャストしたり、アスリートでジャークしてみたり、いろいろやってみたのだが駄目で、結局5分ほどでそのボイルも無くなってしまった。後から来たルアーマンにその場を譲り、平戸橋までキャストしてみるものの、流れがガンガンで水深も浅く、釣れる気配無しと判断し、ここも終了。


最後に場所確認の意味で、大貫橋上流へ向かう。13日の釣行で、上流にルアーマンが多かったのが気になり、その理由を探そうと思ったのだ。道の広い部分に車を止め、歩いてルアーマンの立っていた場所に行ってみる。とりあえずバイブレーションをセットし、キャストしてみる。ほとんどの部分が、橋下流とおなじ、足元から急に深くなっているところばかりだったが、この水門の所だけは違った。カケアガリとまでは行かないが、竹グイがささっている事からわかるように足元は砂底で、所々ブロックが崩れていて、流心部よりは浅い。流れもここだけは直接あたらないようで、淀みになる。場所が狭いために、早い者勝ちになるだろうが、次に来る機会があったら、ぜひ攻めてみたいポイントだ。

釣行日天気場所時間気温水の色風向き
8月15日(水)曇り久慈川河口6:40〜9:0024℃澄み東・強い

涸沼川を後にし、久慈川河口へ向かう。着く頃が丁度最干の時間なので、川底が確認できるはずだ。久しぶりの久慈川なので、どんなふうに変わっているか、楽しみだ。


着いてからすぐ目に付いたのがこのポイント。沖に中州、手前に砂が堆積して、その間が溝になっている、まさに教科書通りのポイント。早く結果を出したかったら、ここを叩くしかない。早速降りて、まずはオンデオンダでざっと河口の最後まで探る。
実はこの場所は、2〜3年前まではマメに通っていた場所なのだ。通いはじめの頃は、今のように凹凸がはっきりしていたのだが、あの那須の大水害以降、砂が流されまっ平らになってしまったのだ。今回はそれ以来の釣行なのだが、またもとの凸凹に復活していて、改めて自然の力って凄いなぁと驚かされた。
写真中の@、Aというのは、ここに何か沈んでるという意味で書きました。今後、根掛かり注意。


ざっと探るものの、バイトはない。ならば今度は食わせの釣りに切り換えということで、ジグヘッド+ワームという定番リグにチェンジする。ワームはこのところ調子のいい、パワーシャッド3in。これは、なぜかグラブでバイトが無い時でも、これに変えるとバイトがある。魚にとって、まだ新鮮な形、動きなのかもしれない。
中州の上に投げ、カケアガリをなめるように巻いてくるがバイトはない。ちょっと巻く方向を変えようと、中州と平行にキャストしてみる。ちょうど溝の最深部に何かコリコリするものがあり、リグが引っかかったのでロッドを立ててそれをはずしたら、グングンと生命感が伝わってきた。何だかわからないけど、とりあえずヒット!砂浜にずり上げてみると、こいつでした。一応35センチぐらいあるので、ヒラメと呼べるサイズかな?狙い通り、魚がいたのでとりあえずホットした。写真撮影後、リリース。


その後、その場所ではバイトが無くなったので、さっきジグで探った場所をもう一度ワームで探ってみた。しばらくして、ちょっと沖のほうでバイトがあったが、乗らない。今度は手前のカケアガリを重点的に探ってみたら、こいつがヒット。30センチ弱のコチ君でした。そういえば、先のヒラメも、コチも、久慈川では初物だった。コチといえば隣の茂宮川だったが、こっちでも釣れることがわかり、マイポイントがまたひとつ増えた。

ワームで一通り探った後、ラ・フェスタにチェンジし、さらに沖を探るが、ノーバイト。さらにマールアミーゴでこの浜の上流をテトラから攻めるが、やっぱりノーバイト。結局、マールアミーゴを沖の根でロストしたところで、日も高くなったので、終了とした。

今回は、涸沼川ではまたボーズ記録を更新したわけだが、久しぶりの久慈川でヒラメ、コチの顔が見られたので結果としては上々。でも、本命はいつになったら釣れるのだろう・・・

<使用タックル>

MT−86+シルバースレッド20LB+ナイロン5号+ジグヘッド10g+パワーシャッド3in(アユ)


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