釣行日天気場所時間気温水の色風向き
12月31日(日)快晴伊師浜海岸6:00〜10:00 1〜6℃澄み北西・強風

ベタ凪で条件は良かったのだが・・・

連休3日目。昨日合わせ損ねた悔しさから、今日も釣行を決行。昨日の夕方、パワーシャッドのグローとブラック、そしてカルティバから発売されているアックスヘッドのジョイントタイプの3/4ozを買いこみ、準備万端。2001年の釣り収めとしても、良い結果を出して年越しをしたいところ。今日も4時に家を出発。

今日は冷え込みが厳しかった。大宮あたりで−6℃。今年最高の冷え込みである。が、浜付近では1℃となり、いつもと変わらぬ状況となる。いつもの場所へ車を止めると、今日は先行者1人。いつもの人とは違うようだ。準備を整え、浜へと急ぐ。

浜へ出て、愕然。ベタ凪なのだ。昨日の予報では、日本海側は大荒れで、その影響で栃木北部の山沿いでも雪、風も西風が強く、海もやや荒れ気味かと予想していたのだ。ところが、この3日のなかで1番の凪。まったく、天気予報はあてにならない。そんなわけで、深場狙いの予定を急遽変更し、小石川の河口から丹念に攻める作戦に切りかえる。まずはタイドミノースリムでランガンを開始。

水面を注視していると、時折ボラらしい魚がパシャパシャやっている。魚ッ気があり良い感じだが、凪のせいか、流れがほとんど無いようだ。波打ち際を意識しつつも、遠浅なこともあって、沖のヨブも通過するように遠投して、明るい時よりもややゆっくり巻きながらバイトを待つ。

7時前まで粘ってみるが、バイトは無し。途中、ルアーマン1人と話をするが、反応はないようだ。深場狙いに切りかえるため、いつもの場所へ移動する。

ポイントに着くと、地元のいつものおじさんが先に釣りをしていた。どうですかと聞くと、駄目とのこと。おじさん曰く、「あまり凪すぎても駄目」らしい。そのポイントはおじさんに譲り、もう少し鵜の岬方面へ歩いていく。

いつも払い出しが出来る近くまで来る。払い出しの場所にも先行者がいて、ロッドを振っていた。その人が移動するまで、マールアミーゴで地形での解ればと、ランガンしながら近づく。その人が移動したので、その場所へ入る。移動の際、魚をストリンガーで引きずっていたことから、どうやらここで釣ったようだ。柳の下のどじょうならぬヒラメを狙おうと、期待してポイントに入り、ミノー、パワーシャッドとあれこれ投げてみたが、反応なし。

いつもの場所が開いたので、そちらへ移動。3/4ozジグヘッド+パワーシャッド(黒)で1時間粘ったが、バイト無し。が、ワームを確認したとき、テール近くに歯型が残っていた。釣りの最中にバイトは感じられなかったが、何か噛みついたことは確かだ。魚はいる事はいるようだ。でも、小さいのか、やる気が無いのか、腕が悪いのか、ヒットまでには持ちこめず。

その後転々としたが、結局ヒットさせる事は出来なかった。後からもう1人、いつもの地元の人と話をした所によると、今朝はもう1枚、50cmぐらいのヒラメが上がったらしい。結局、この浜では2枚上がったことになる。釣れるタイミングで、釣れる場所にルアーを投げていれば、釣れるということか。悔しいので、1人が釣った場所をデジカメで撮影し、自己分析してみる。


ここが、その場所。白泡が残っているところが、砂が堆積し浅くなっている場所。ここの両サイドから波があたり、砂が溜まる。波を見ていたが、流れはこの両サイドを通って払い出しているというよりは、流れ込んできているという感じだった。

上の画像の@に近づいて撮った写真がこれ。この様に足元から波により出来た溝が、砂の堆積している際を通り沖に続いているらしいのだ。この辺一帯は、足元は深くエグられている場所が多いが、その溝が沖まで続いているところはそう多くない。自分が魚をキャッチした時の地形を思い起こしてみると、やはり海岸線と垂直に流れのある場所でのヒットだったと思う。この釣りの肝は、やはり沖まで縦にある溝の地形を釣る、と言うことであろうか。

ここで、今日ヒットさせた人のヒット状況をおさらいしてみる。

  • 海はベタ凪、潮は澄み
  • 満月の大潮、下げ3分、潮位約120(下のグラフより)
  • 日の出より1時間以内
  • キャッチしたルアーはミノー
  • いわゆる「カレント」といわれる場所、水深は1m前後
自分では、凪の日のマズメ時には浅場に出てくると思うが、波で濁りが起こるぐらいになると深場へと移動するような感じに思えた。凪でも日中は、完全に沖に出るか深場。正直、データと経験が少なくてよくわからない。でも、これを参考に、ミノーで1匹を早くキャッチしたいものだ。

<使用タックル>

PF−Z 1103TMLSF+シルバースレッド20LB+ナイロン25LB


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