釣行日天気場所時間気温水の色風向き
1月14日(月)晴れ伊師浜海岸6:00〜10:00 1〜7℃薄濁り北後北東・弱い

とりあえず、結果が出せた

3連休の最終日。天気は週末から穏やかで、予報でも、下のような予報だったので、今日は迷わず伊師浜海岸に行く事に決めた。いつものように4時前に家を出発、6時前に現場へ到着。

関東甲信地方 府県天気予報文 1月13日17時(気象庁発表)

茨城県 13日17時

北部,南部共に
今夜 北の風 後 海上 で やや強く 晴れ 時々くもり (101 0)
明日 北の風 はじめ 海上 で やや強く 後 北東の風 晴れ 夕方 から くもり (111 0)
明後日 北の風 後 南の風 くもり時々晴れ (201 0)

海 今夜 波 1.5メートル 後 2メートル
明日 波 2メートル 後 1.5メートル
明後日 波 1.5メートル

国際気象海洋(株)提供 

車を降りて煙突の煙を確認すると、北風のようだ。波の音は聞こえないので、荒れてない様子。準備をしていると、1台の車が、横を通過し、浜へ入っていく。いつも鎖が掛かっているポールに、今日は鎖が掛かっていない。工事関係の車にしては、時間が早過ぎるので、釣りか。準備を整え浜へ入ると、さっきの車と、もう1台、4駆が止まっていた。1番乗りで着いたと思っていたのだが、そうではなかったようだ。

今日は大潮の上げいっぱい、波も穏やかという先月31日に似た条件だったので、河口付近は先行者に譲り、迷わず31日にヒラメのキャッチされた場所へと向かう。

現場は、31日のような凪とまでは行かないものの、比較的穏やかである。薄暗い中、目をこらして良く観察する。波の立ち方、泡の立ち方からして、カレントが出来ている場所をほぼ断定する。アイルDBで、フルキャストし、カレントの周辺を他のアングラーが来る前に叩いてしまう。

3〜40分程、途中タイドミノースリムにチェンジしくまなく探ったがノーバイト。アングラー4人ぐらいが集まってきたので、北へランガンしながら移動する。

日の出ぐらいから、波が高くなってきた。と、同時に風が北から北東よりになってきた。いつも粘る深場に到着し、ミノ−からアックスジョイント3/4oz+パワーシャッド5in黒にチェンジし、リフト&フォールで攻める。

すると7時17分頃、リフトした時にいつもと違う重みを感じた。聞いてみたが、魚ではない様子。回収して調べてみると、ワームがフックのクランクの部分から外れ、「エビ」になっていた。普通、根掛かりを外して強くしゃくった時などに起こる現象だが、そんなに強くしゃくってないのでおかしいと思い、ワームをチェックする。

すると、テール付近に歯型が。これは、魚にかじられてワームが引っ張られてエビになったと判断。ならば、サイズダウンしてみようと、持合わせていたグラスミノーL+1/2ozジグヘッドにチェンジ。先月31日にも同じ現象があって、その時は同サイズのパワーシャッドの色違いで対応したが、その後のバイトは無く、その改善策として今日は、グラスミノーを準備していたのであった。

バイトのあった地点に集中してリグを投入するも、反応無し。ならば、ハードルアーのが良いのかと単純な発想から、タイドミノースリムにチェンジし、再び同じ場所にキャスト。

その1投目であった。ルアーが足元に近づき、そろそろルアーを回収して、投げなおそうと気を緩めた瞬間「ガツン」という衝撃が手元に伝わる。正直ビックリして、ルアーの方向に目をやると、波の中に魚の影が見えた。フッコのようだ。足元でのヒットでラインがあまり出てないので、すぐさまランディングの態勢にはいる。

しかし、すぐに引き波に飲まれ、魚とロッドが一直線になってしまった。これはまずいと、自分が波間に近づきロッドで立て、寄せ波の来るのを待つ。そして、寄せ波に乗せ一気にずり上げた。


上がってきたのは、やはりフッコだった。サイズは52cm、年明け4度目の釣行で、ようやく取った浜での初物である。ヒラメが本命だったが、フッコでも全然OKである。ヒットタイムは7時27分であった。
その後、ヒットポイント周辺を行ったり来たりしてみたが、反応無し。いつもの地元のおじさんが「釣れたのかい?」と近づいてきたのでしばし雑談。おじさんはヘビキャロにミノ−というリグだったが、今月3日にフッコをヒットさせたそうだ。昨日は小さいがヒラメが上がったそうである。この連休は海が穏やかだそうで、やっぱり今日来て良かったなと改めて思った。

おじさんとわかれた後、風が強くなってきたこともあり、ジグミノー「オンデオンダ」をセットし釣りを開始する。ジグはリフト&フォールと決めていたが、このジグミノーは浮力があり、着底が解らないのでただ巻きで攻める。ヨタヨタとスイベルを軸にしたローリングにヒットを期待する。

8時を過ぎ、工事現場でもユンボーが動き出す。そのユンボーが掘って積み上げた砂の山の間から、散歩のおじさんが犬と一緒に歩いてくる。ルアーが足元まで近づき、そんな風景に何気に見とれていた時だった、またロッドに「ガツン」と衝撃が。来た!今度も波の中に魚影が見えた。フッコだ。さっきとほとんど同じ場所でのヒット。今度もさっきと同じように引き波に飲まれてしまったので、寄せ波が来るのをじっとロッドでためて待つ。

そして、この寄せ波でズリ上げようとした時だった。フッと軽くなり、バレてしまった。シングルフックがセミバーブのためにバレタのか、それとも掛かりどころが悪くバレタのか。とにかく、サイズだけは確認したかったのだが。ヒットタイムは8時7分。


バラした直後に撮影したヒットポイント。1匹目、2匹目ともほぼ同じポイント、足元でヒット。2匹目なんかは、寄せ波に乗って、食い上げるようにバイトしてきた。はっきり言って、今までヒットした時のように払い出しが明確にわかるわけでもなく、なんとなく払い出しなのかな?ぐらいの流れしかない。でも、薄濁りの水の色と、波の砕けたあとに出来たサラシが、魚の警戒心を解き、ヒットに導いてくれたのかもしれない。
その後バイトは無く、川向こうの根周りも攻めてみたがノーバイト。10時まで粘って、終了。車までの帰り道、これから釣りを開始するアングラーとしばし雑談。

その方は、関根川河口、花貫川河口を中心に攻めていたが、ヒットに恵まれずこの場所に来たという。10月から11月にかけては、関根川河口周りでもヒラメ、コチの実績はあったという。高浜海岸でも、イシモチ釣りのイソメエサの投げ釣りでも、ヒラメが釣れたのを目撃しているそうで、時期さえ外さなければ、間違いなく魚はいるようだ。

またその方は先日、日立沖にヒラメ釣りに出かけ、ヒラメ2枚をキャッチしたそうで、その時の船長が、「今年は水温が高く、船も3月ぐらいまで営業できそうだから、浜でもまだ釣れるのではないか」という話をしていたそうだ。事実、その時船は北茨城沖まで北上して釣りをしていたそうである。

昨日今日の釣果、船釣りの船長の話からしても、まだまだ浜からの釣果は望めそうな雰囲気プンプンである。しかし、波が穏やかという条件つきの話だが。

<使用タックル>

PF−Z 1103TMLSF+シルバースレッド20LB+ナイロン20LB+タイドミノースリム、オンデオンダ23g


Back戻る