釣行日天気場所時間気温水の色風向き
1月27日(日)雨後曇り増井養魚場13:20〜15:40 6℃薄濁り北東強風
後南西弱風

イトウの代わりか

昨日の天気予報通り、昨夜から雨で朝からは強風も加わる。そのため午前中の用事が来週に延期、午後まで時間が空いてしまった。天気が荒れて時間があると、また悪い虫がうずき出す。妻に17時までに帰ってくるならと許しをいただき、増井養魚場へ向かう。

12時20分頃に出発して、途中ガソリンを満タンにし、13時10頃に釣り場へ。雨のせいか、道は思ったほど混んでいなかった。道も、いつも通る道と平行に走る交通量の少ない道を発見したので、今までよりちょっとだけ早く来られるようになった。

事務所にて入漁券を購入し、今日の状態を聞く。朝は、今より天気が荒れてたので、5人しか釣り人がいなかったそうである。今でも釣り人は10人ぐらいで、釣りをするには丁度いい。イトウは居るんですよねぇと、聞いてみたところ、「あぁ、最近釣れた話は聞かないですねぇ・・・」って、おい、放流してるんじゃなかったの?期待を膨らませてきたのに、ちょっとがっかりである。ここも、駄目なのかなぁ。

その後に、「その代わり、ストライプドバスは山ほど放流してますよ」との返答。ん?どこかで聞いたことある名前だ。ひょっとして淡水スズキの事かなと聞くと。「そうです、この位の」と言って、40cmぐらい大きさに両手を開く。去年、関根養魚場で釣りたくても釣れなかった魚だ。今回イトウが駄目でも、そっちが釣れればいいやと、ちょっとだけやる気が復活する。

今日も短時間釣行のため、タックルは2セット。スピニングのバスロッドMLに6ポンドラインとベイトタックル。まずは様子見ということで、スピニングにアスリート7SPで事務所前から釣り開始。

水を見ると、雨で土が流されて出来たような濁りが発生しており、ちょっとマイナス要因と思われたが、開始5分で1匹目のサクラキャッチ。 月曜日と違って活性はすこぶる良く、濁りもプラスに作用しているようである。そして、この雨、強風が活性を上げる要因となっていることを直感。偏光グラスでチェイスを確認したかったのと、素手で寒さに耐えられなそうだったので、手袋と偏光グラスを取りに一旦戻る。

手袋をはめ、偏光グラスを着け、戦闘態勢OK。今度は、最北端側に移動し、塩ビ管周辺や、台の周りを攻める。バイトがガンガンあり、期待がもてる。そのうち「ガツン」とバイトが来て、水面をローリング。40UPはあろうかという感じだったが、途中でバレた。その後もガンガンバイトがあり、そううちスレのような感じでヒット。

巻いてくる途中でフッと軽くなる。またバレたかとラインの先を見ると、ルアーが無い!!良く見ると、すっぽ抜けのようだった。今日は、新しくシーザウルスのプラッギンというラインを巻いて使ってみたのだが、ラインの滑りが良すぎて、ダブルクリンチの最後の穴に通さない結び方では弱かったようだ。それならばと、パニッシュ7Fをインプループドダブルクリンチにして、釣り再開。


しばらくして、またさっきと同じようなスレ掛かりのようにヒット。今度は慎重に巻いてくるが、グイグイと下に引くので、ますますスレだと確信を持ってしまう。だが、足元まで来ると暴れ方が口にフッキングしている感じなのだ。これって、マスじゃないなと思いながら見えた魚は、コイツだった。

生まれて初めて釣ったストライプドバス。引きは良いのだがバスというわりには、ジャンプはしないし、口は小さい。よく見ると、目なんかはフナのようだ。引きもコイ科の魚のような引き。これが噂のストライプドバスの正体か。ちょっと物足りない感じもするが、ミノーで釣れるから、良しとするか。

その後も、頻繁にバイトがあり、ヒットするがバラシも多い。去年、BIGROCKでのフッキングの悪さから、シングルフックを腹の部分だけカルティバの細軸トリプルに換えて、触るだけでも刺さってしまう状態になっているはずなのだが、いまいち。もっとも、今日のヒットパターンは、ジャーク後の2秒ぐらいのステイの時、つまりラインスラッグが出ているときにバイトが多発したので、魚がルアー咥えている時にきちんと合わせが出来ていなかったのが原因か。ラインがたるむと、魚はルアーを咥えて吐き出す事が、瞬間的に出来てしまうので、ジャークの時が、その吐き出すタイミングであれば、きちんと口にフッキングしないのは仕方のない事。

でも、その時の合わせをきちんとするには、魚がルアーを咥えた瞬間が見えないと出来ない。今日のような濁りがあるときや、沖でバイトがあったときは、それは無理。ならば、ちがう対策を何か考えないと。でも、最低細軸で触っただけでも刺さるようなフックにしておき、魚が吐き出すときに自動的にフッキングするようにしておかないと、ヒット率は上がらないと思った。

始めてから30分ほど経つと、さすがにスレたのか、バイト数が落ちる。バレも多かったがそこそこキャッチもしていたので、また事務所前に戻る。同じようにジャークを繰り返すものの、ここでは反応はいまいち。

14時を過ぎると、雨も上がり、風も弱くなる。その直後は魚が頻繁にライズして、トップを使っていた人には、60ぐらいのヤシオが釣れたりと、依然活性が高い感じもあったが、風がやむと、一瞬バイトが遠のく。自分も、周りもそうだった。

14時半ぐらいから、今度は南西の風が吹き出す。すると、また水面に反応が。それを見て、浮力の高いバルサ製のラパラやツインクルで水面付近をチョンチョンやると、結構ヒットしてくる。が、やはり完全に咥えられないようで、バラシが多い。

再び最北端へ移動。今度はベイトでもジャークしてみるが、反応なし。スピニングでアームズミノー9SPでストライプドバス2匹を追加したのみ。

15時を過ぎ、最後にまた事務所前で粘るが、サクラ1匹に終わる。


今日の釣り場の様子である。雨、風がもう少し長時間続いていれば、もう少し釣れ続いたかもしれないが、約2時間で10匹以上のキャッチ数、内ストライプドバスが5匹釣れたので、まあ満足である。しかし、本命のイトウがどうしても釣りたいのだが、どうしよう。

周りの人の釣果は、北側に居たフライの人たちは、そこそこ釣れていた様子。こっちのルアー組は、スプーン組はいまいちだったな。でも、あれだけ水面で反応があるのに、水面直下を引かないのだから、釣れないよな。それが出来たら、もっと釣れていたはず。トップを使っていた人には、頻繁にバイトがあった。見てるうちに、デカイのが2匹。トップというのも、時として爆発するんだと、今日は良い勉強になった。

<使用タックル>

ベイトタックル → 1581R+X−TEX8LB

スピニングタックル → HL−X602MLFS+プラッギン6lb


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