釣行日 | 天気 | 場所 | 時間 | 気温 | 水の色 | 風向き |
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2月1日(金) | 晴れ | なら山沼漁場 | 8:00〜16:30 | -4〜9℃ | 薄濁り | 南西・微風 |
穏やかな日は、釣りをしてはいけない!?
今日は振り替えで休みをもらったので、なら山沼漁場へ。天気が穏やかそうなので海も考えたが、先週釣りをした状況と、つい2〜3日前まで荒れていた事を考えるとボーズは目に見えていたのでパス。しかし、管釣りと言えども天気の良い日はあまり良い思いは出来ないのであるが、まる1日時間が使えるので、久々に苦痛になるほど釣りをしてみたい気分でもあった。と、いうわけで6時過ぎに家を出発。 |
前回の釣行は、99年の2月3日だったので、実にまる3年ぶりの釣行となる。そんなわけで、道を詳しく覚えていなかったのだが、走ってるうちになんとなく思い出したきた。現場には7時40分頃に到着。すでに、何人かの人たちが場所取りをしていた。ここは、放流量が多いので、毎年人気があるのだ。今年もその人気は衰えていないようである。入漁券を購入するため、管理小屋へ。 |
3年前に来た時は、なら山沼初体験にもかかわらず、幸運にもイトウ82cmをキャッチすることができた。その思いが頭からはなれず、はるばる70キロ近い道のりを苦にせずやってきた。今年は、どの管釣りもイトウの放流量が少なく、なかなかキャッチすることが出来なかったのだが、ここならそんな事はないだろうと期待してきたのだ。
管理小屋にも、「イトウは下の池にいます」という看板もある事だし、心配はないと思われた。わかってはいたのだが、入漁券購入の際、「下の池とはどっちの池ですか?」と聞いてみたら、「(池を指差し)そっちの池だけど、イトウは明日放流するんだよ」との返事。ガーン!!そんなぁ。ここは期待を裏切らないと思っていたのにぃ。でも、全然いないわけではないだろうから、少しの可能性を信じるしかない。天気が良すぎるのが心配だが、まずはモーニングバイトに期待しよう。 早めに着いたので、タックルを余裕をもってセット。8時の放送の合図で釣りスタート。まずはベイトタックル+ジャークミノー110で、池の中央付近からスタート。が、全然反応無しなので、モーニングバイトをキャッチすべく、池を1周する。1時間ほどかけて1周してみたが、それでもノーバイト。チェイスはみられたが、噛みつくまでにはいたらず。周りのフライ、ルアーは、開始30分ぐらいはバンバン釣れていたものの、それ以降ポツポツとなる。水温がまだ低いせいだろうか、それともこの天気のせいだろうか。 仕方なく、7フィートのスピニングに持ち替え、最下流部を攻める。ルアーも7cmパニッシュにチェンジ。その後数投目でブルックキャッチ。その後はバイトもヒットもポツポツ。同じ場所であまり粘らずに、再び池を1周する。 途中からルアーをキクチミノーSFXにチェンジ。バイトはあってもヒットしない状態は変わらないが、浮力の強いミノーのほうが反応が良い。それも、強いジャークよりも、弱く2回ほどジャークしてから、ポーズの浮く時にバイトが集中するのだ。それに伴い、ジャークも断続的に、ポーズも2秒ぐらい取り、水面近くまで浮かせるようにする。 ぐるっと回って、イケスのところに着く。日陰の部分をしつこく粘ると、下から何度となくチェイスがあるが、ヒットしない。時々40オーバーはあろうかというF−1もチェイスしてきて面白かったが、最後までヒットすることは無かった。 11時半までミノーで頑張ったが、明る過ぎて釣果は期待できなくなったなるので、とりあえず小休止ということで、コーヒーを買いに管理小屋へ。そこで最近の状況を聞く。イトウは、どこの養魚場でも生産が追いつかず、品薄状態だそうだ。12月に放して、明日はその次の放流だそうな。1回の放流で結構な量を入れるので、12月の分は全部釣りきられてはいないようだ。これで、またちょっとやる気復活。 昼間はミノーの釣りを一旦やめ、スプーンの釣りで遊ぶ。持っててもあまり使ってなかったスプーンXで、今年覚えた釣り方、チョンチョン釣りを試してみる。なるべく硬い底の場所を選び、着底後3回ぐらいしゃくってフォールを繰り返す。すると、すぐ反応が。ルアーの後を何匹かのブルックが着いて来た。これは行けそうだと、キャストし直すとすぐにヒット、ブルック。その数分後にも、またブルック。他のスプーン組が渋いなか、この釣り方は誰もやってないので、反応が良かった。 でも、連続ヒットもそこまでで、ニジ1匹を追加した後は、池を1周しても何も釣れず。昼間だから渋いのか、腕なのか。上の池でも試してみたが、1周回ってノーバイト。 上の池での出来事。イケスと中州の間で釣りをしていた人が、10分ぐらいの間に5匹連続ヒット。その人は、白のトロットスプーンとかいうのを使っていたようだ。自分は2〜3回ルアーチェンジしてもゼロ。隣をジロジロ見ながら巻くスピードを真似してやって見たが、駄目。ルアーの差か、ラインの太さか、タナのちがいなのか。その人たち3人組は、結局最後までバイトが続き、釣果もそこそこいったのではないだろうか。単に場所が良かったのだろうか。 上の池を1周し、また下の池へ。13時を過ぎると、ミノーにも、なにも反応しなくなる。こうなると、夕方のバイト期待するしかない。カップラーメンを購入し、ちょっと遅めの昼食。 昼食後、残り1時間、いちばん反応が良かった最下流部周辺に全てをかける。お昼前に好反応だった高浮力、ノンラトルのルアーが良いのではということでラパラ9cmをチョイス。ジャークしても良かったが、何となくグリグリをしてみたくなり、やってみた。しばらくして、グリグリしたルアーを追う魚影を確認。すると程なく「ゴツッ」とバイトがあり、シルバーがヒット。続けて何ヶ所か移動しながらやってみると、ブルック、シルバーと、合計3匹ヒットさせる事ができた。今まで短時間にこれだけヒットさせた事はなかったので、ちょっと驚き。 ラパラの何が効くのだろうと動きを良く観察してみると、浮く時にユラユラしながら浮いてくるのがわかった。グリグリのローリングと、このユラユラな浮きで魚もたまらずバイトしてしまうのだろう。ちょっと飛距離が出ない事が難点だが、風上に立ったときなどは試してみる価値は十分あると実感。 残りわずかな時間となり、最後にブラウニーを投入。最後まで諦めずにジャークするものの、結局イトウはヒットせずに終わる。 しかし、今日はあまりにも天気が良すぎた。風もほとんど吹かず、クリアな釣り場であば、ボーズを食らってもおかしくはない状況であった。幸い、豊富な放流量と適度な濁りにすくわれ、まあまあ釣れたが、1日釣りした割には、やや物足りないかな。やはり、ミノーの釣りは、嵐のような天気の時にやらないと駄目だと痛感。でも、そんな日を狙って釣りに行けるわけではないからなぁ、たまには、こんな日もあっていいのか。それにしても、イトウはいつ釣れるのだろう。お金もそんなに使えないぞぉ。 |
<使用タックル>
SR6F−702+プラッギン6lb
T−560UL+トラウトバイアス3lb