釣行日 | 天気 | 場所 | 時間 | 気温 | 水の色 | 風向き |
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4月28日(土) | 晴れ | 北浦 | 9:30〜17:30 | 13〜16℃ | 東岸濁り 西岸薄濁り | 北東・強風 |
水温低下、釣り人多し、条件厳しい
今日は、メールで約束していたKさんと一緒に釣りをすることに。自分とあまりにも釣果がちがいすぎるので、こちらからお願いして、一度釣りを拝見させてもらうことになった。安塚公園に9時に待ち合わせ、ちょっと遅刻してしまったが、簡単に今日の釣り方を話してから早速出発。 まずは様子見ということで、西岸の葦滞から。風は東よりの強風、向かい風となるが、なるべく強く当たらない場所を選び、葦際を狙う。Kさんがまず狙ったのは、アシとクイの絡んだ場所。「ここは居るんですよ」とKさん。「え?こんなとこ?」といきなりビックリである。今日は釣れなかったが、先週、その前の週とも釣れたそうで、もう最初から、着眼点のちがいに驚かされる。 その他、この辺りの葦滞は倒木、タイヤ、クイ、捨石などいろんな障害物が沈んでおり、足元、その周りなど、いろいろ狙える事がわかった。今日は、風下にもかかわらず、西岸の水は澄んでおり、そのへんの底の状況が良く見えた。普通、風下は底荒れして濁るものだが、今日はどういうわけか濁り無し。 自分はラバージグで葦際を攻めたがノーバイト、Kさんも、スピナベ、ジグヘッド等で攻めたもののノーバイトで移動。少し南下する。 次に来たのは、ワンド内にある、とあるドック。ここの船道が他よりも深く、アフターのバス狙いにはいいとの事。他に、ちょっと離れた位置に障害物があり、そこも狙い目。今日は、ボートが先に入っており、船道は狙えず、Kさんはスプリットショットで葦際狙い。自分はドッグ下に見つけた障害物周りをセンコーで狙う。程なくして、Kさんにコバッチーがヒット。今年最小と苦笑いしていたが、早速結果を出すところはさすが。自分は、相変わらずバイト無しで、結局ここではこの1匹で終わる。Kさんは、この1匹で何かピントきたらしく、またさっきの葦滞へ戻る。 ここでの狙いを聞くと、さっきの1匹で横の反応がいいかもしれないと読み、それを試すそうだ。うーむ、釣れ方からその時の魚の状態を読むところは流石である。自分は、近くの水門周りの水深の変化が気になったので、クランクで。20分ほど試すがお互いノーヒット。試しに水温を計ると、15℃ぐらい。下がる方向での15℃だろうから、ちょっと巻き物は厳しいか?ここで、葦滞を見切り、東岸へ移動する事に。 途中、高田付近も試すがノーバイトで、安塚ドッグ下流へ。狙いはドッグ船道だったが、なんと、ジェットスキー軍団が居てそこでは釣りができない状態だった。いくらGWとは言え、ここでジェットスキーすること無いのに・・・・仕方なく、もうちょっと下流でキャストする事に。自分はまずオダを狙い、その後テクトロ、Kさんはベイトを持って水門へ向かうが、お互いノーバイト。いつもの捨石まわりは、今日はタナゴ釣りの先客が居て、ポツポツは釣れていた。Kさんは、途中下流のシャローを狙いに行ったが、駄目だと帰ってきた。 ここまでの状況から、今日はかなり渋いことはわかった。この時点で時間は13時を過ぎていた。この後どう攻略して行くか、Kさんはいつもと違う狙いで行くと言い、自分はいつもの様にあまり良くわからないまま、午後はお互い自由に釣りをしようと一旦わかれる。 遅い昼食を取った後、西岸のドッグへ。釣れない時は、ここのクイ周りで1匹というのが自分のパターンだが、今日は不発。その後東岸へ戻り、浚渫後をバイブレーションで狙ったが、ノーバイトのまま17時を迎える。ここで、ちがう場所を回ってきたKさんと会い、情報交換。Kさんは、水門で1匹上げた人を見たそうだ。リグはワッキー。そこで、今日のパターンは水門、ドッグ内などにじっとしているパターンであることがほぼ確定となった。こういうパターンの時、先にワームをその場所に投げた方が有利となる。今日のように、連休でプレッシャーが高いと、そのほとんどの人がスピニングタックルを手にしている事から叩かれまくっているハズ。こう、思ったとたんに今日はこれまでとやる気が薄れる。ここで、自分はあと1ヶ所だけ、Kさんは後何ヶ所かやってみるということで、お互い挨拶をして別れる。 その後、自分は安塚ドッグで少しだけラバージグを投げるが反応無く、気温13℃と冷たい北東の風に耐えられず17時半で終了。今日は、釣果そのものよりも、Kさんの実釣を見ること、ポイントと狙い方を聞くことに重点を置いていたので、これはこれで良しとする。次回から、早速応用してみます。それにしても、Kさんの釣りの判断、見切りの早さには関心させられた。この場所はこういう魚がいて、こう狙うという物が既に出来あがっているのだろう。自分はまだ、迷いばかりでここまでテンポ良くは釣りが出来ないが、今日見て、聞いたことを忘れずに、少しずつ検証していこうと思う。 家に着き、Kさんからのメールを見ると、18時40分まで粘り、西岸でバイブレーションとFミノーで2匹ヒットさせたとの事。Kさんの2匹掛ける執念も恐れ入ったが、あの状況で、巻物で釣れてしまった事にも驚きである。マズメが魚にスイッチを入れたのだろうか?でも、安塚でいつも夕方粘っているが、釣れたためしがない。きっと、風下のシャローと言うのが肝だったのだろう。そのタイミングを逃さないKさんも流石。釣りは、最後まで諦めてはいけないのである。 |
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<使用タックル>
ベイト1 → 1581R+GT−R 10LB+10gまでのバイブレーション、テキサス
ベイト2 → 1652R+GT−R 20LB+7gラバージグ、クランク
スピニング2 → SS−662L+よつ網4LB+クロステールシャッドのダウンショット