釣行日天気場所時間気温水の色風向き
5月25日(土)快晴北浦5:30〜15:40 10〜27℃西岸上流のみ普通
他は濁り
南西のち南

あきらめないでよかった

5月最後の土曜日である。今週は先週のジメジメ天気がうそのように良い天気が続き、ようやくいつもの5月に戻った感じだ。特に2〜3日前からは気温も高く、北浦の水温も20℃を越える日が多くなった。これで、釣れるようになるか。天気は今日も快晴のようなので、午前中勝負のつもりで3時半に家を出発。

家をでると東の山の稜線が見えるぐらい明るくなっていた。久々の早起き釣行だったので、今の時期はこんなに早く明るくなるのかと驚いた。それと、辺り一面霧が出ていた。こういう日は暑くなる事が多い。気温は車の温度計で11℃であったが、シャツ1枚でも寒くない。途中、霧は出たり消えたりしたが、日が昇ると無くなった。移動中いろいろ戦略を考えているうちに5時半には安塚に着いた。

今日は、前日の予報で西風が吹くという事だったので、東岸から攻め始める。しかし、今は無風である。まずは安塚ドッグ入り口と思っていたが、エサ釣りの先客がいたので、捨石回りから。テキサスリグでリフト&フォールで狙っていく。水面を良く見ると、やたらクイが多いことに気付く。何かの漁のために刺したものと思われる。一応その周りもチェックしたが、遠いために途中からカット。そして、いつも狙うクイめがけキャスト。2回ぐらいチョンチョンした時にコツコツっとバイト。ちょっと聞いてから魚と確信し合わせる。そしてヒット!魚をジャンプさせないようにロッドを下げ、ラインを緩めないように巻いているとジャンプ!っと同時にバレた。またしても最初の魚をバラしてしまった。ヒットタイムは5時50分。

なぜバレたのかとワームをチェックしたが、フック先端がワームに刺さったままだった。あれだけ長い距離ロッドを動かしたのに、これでは。ラインが伸びてしまうのだろうか。それより、フックが刺さってないという事は、まだ可能性ありかと思い、しばらく狙うがバイト無し。仕方なく諦め、水門までの記憶している沈みオダを1時間以上かけチェックしていったが、バイトは無かった。

その後二重作、梶山ドッグ、鹿行大橋上流の水門周りをチェックしたが、いい反応は無し。その間気温はグングン上がり、23℃を越えた。日差しも強く、風も南西風が徐々に強くなってきた。もはやこれまでかという感じになり、10時半を過ぎてとりあえずコンビニで休憩。

休憩後は西岸に渡り、いつも狙う金上、高田、古崎と上流へ移動するもいい結果は出ず。さらに日は上り、気温も25℃を越える。夕方から用事があるために15時には釣りを終了する予定だったが、予定コースをお昼の時点で周り終わり、帰ろうかとも思った。でも、またボーズでは悔しすぎる。なんとか1匹をという事で、今年初めて鹿行大橋下流にも行ってみることにした。


下流と言っても北浦大橋まで行くと時間が掛かるので、山田ワンドでやめておいた。山田川を中心として、その近くにドッグがあるので、そこを攻めようと思ったのだ。まずは山田川をチェック。濁りが強く、ベイトも居ないので期待はできなかったが、橋の下の日陰に居てくれる事を願いバジング。でもやっぱり、反応無し。その周りの葦際もチェックしたが駄目であった。

続いて繁昌ドッグへ(横の画像)。ここも4年ぐらい前には実績がある場所。ギルも浮いて見えるので魚は居ると思い期待したのだがだめであった。そして、山田ドッグ。ドッグ内は先客がいたので、外側の砂利底の場所をバジング。実績のあるやり方であったが、反応なし。ドッグ内は水は綺麗なのだが、外側が川の影響か濁りが強かった。でも、沖は綺麗な水であった。

続いて上流へ移動し、大橋下流の水門へ。ここは地図ではブレイクになっているので、試しにバイブレーションで確認しようと思ったのだが、先客がいたので水門のやや下流に入る。バイブレーションをフルキャスト、着底を待つが風の影響で着底がわからん。少し探っただけで諦めてしまった。

どうも疲れと暑さで気力が無くなっている。何かいいきっかけは無いかといろいろ考えた後、サンワのレンタルボート店に入りいろいろ話しを聞いてみる事に。ただでは何なんで、切らしてしまった#2/0のフックを買い、店員Sさんとしばし雑談。

まず、今日の他の釣り人の釣果を聞いてみた。今日はいつもより渋いそうで、風がいつもと逆だからかな?なんて事を言っていた。それと、これだけ快晴になると、バスがサスペンドしてしまうそうで、難しくなるといっていた。ついでなので、ボートで釣れる場所を聞いて見た所、古崎のスーパー護岸なんだそうである。最近ほとんどの釣果がそこで、釣れないお客サンにはそこで釣ってくださいと教えるんだそうだ。スタッフも、そこ以外では釣る自信が無いといっていた。魚が少なくなった今、そこに魚が集中しているらしいのだ。エサが多いからなのか、水が良いからなのかはよくわからんが、確かに魚は多いそうである。しかし、オカッパリからは届かない場所で、ボート限定だそうだ。

その他、これから良い場所等いろいろ聞いた。以外にもシャローに魚は残っているそうで、これから暑くなっても葦の陰などに昼間はジッとしているそうである。それと、高田のブレイクにはクイがあったりしていい場所があるらしいのだが、回遊待ちの釣りになるので続かないかもという話だった。それともうひとつ、これからは風の当たる側の方が魚が釣れるとも言っていた。

とまあ、結構長い時間店にいていろいろ話を聞いたが、ためになるものばかりであった。その間、体にもいい休憩となり、ちょっとだけやる気復活。14時半を回ってしまったが、最後に今朝バラした安塚に、もう一度行ってみる事に。

この時間になると、いつもの事だが釣り人が減る。ドッグにも今朝のエサ釣り師はいなかった。早速ドッグ周りを攻めてみたが、反応無し。徐々に下流に移動しながら今朝のクイの前まできた。


風が南西風だったのが一旦弱まり、南の風に変わる。ちょうど左から右に吹き釣りづらく、キャストもクイよりやや右にずれた。まあいいかと、着底後すぐに動かさずに待つ。すると、「ガツッ」とバイト。「あ、バイトだ」と思っているうちにティップがもって行かれた。今度こそはと大きく合わせをいれ、ティップを下げて巻く。魚がジャンプしないので、バスかどうか不安であったが、足元でバスとわかった。しかも良いサイズ。フックの位置を確認後、これは抜けないと下あごをガッチリ握ってランディング成功。

デジカメを車に忘れたため、急いで車へ走る。メジャーをあてるとジャスト40cm。今年初、しかも2年振りとなる40UPである。朝も1投目、こいつも1投目、やる気のある奴は1投目で食うのである。もしかして、朝バラした魚なのか?朝はスゴイフックの#2/0であったフックをガマカツの#3/0に交換しておいたのも良かったのかもしれない。とにかく、魚体のしっかりした、回復した良いバスであった。ヒットは15時20分であった。

欲を出し、その後も回りを探るも反応は無かった。でも、今日はこれ1匹で満足であった。帰り際に水温を計ってみると21℃あった。15時40分、夕方の用事にそなえ北浦を後にした。

今日の感じでは、最近の天気で水温が上昇し、魚は活性が上がったように思える。しかし、場所選び、時間を選ばないと魚は釣れない事には変わり無しのようだ。昼間はこっちのやる気が下がる。これからは夕立等で午後は釣りにならんかもしれないので、午前中、特に4時から10時ぐらいまでに集中して釣りをした方がいい気がする。とりあえずバス釣りは5月いっぱいまでとしていたが、来週末気が変わったらまた来ようかなとも思っている。あー、釣れてよかった。

<使用タックル>

ベイト1  → 1652R+GT−R 20LB+巻き物、テキサス10g

ベイト2  → 1581R+GT−R 10LB+ライトテキサス、ラバジ

ヒットタックル  → 1581R+GT−R 10LB+丸玉2号、パワーホグ4in+ガマカツ314#3/0


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