釣行日天気場所時間気温水の色風向き
7月1日(月)曇りのち小雨荒浜・相馬港内3:40〜7:30 19〜21℃澄み南東・やや強い

あっという間に時は過ぎ、釣行最終日となった。本命のスズキはキャッチできたものの、コチ、ヒラメが思った程釣れない。今日は平日、休みには釣り人でいっぱいの場所も今日なら空いているはず。午前中いっぱいの予定で人気ポイントを釣り歩き、なんとか納得できる釣果で締めくくりたいものだ。

3:40〜4:30 荒浜

今日もまずは荒浜から。平日のため、少しゆっくりでもポイントへはいちばん乗りだろうと思っていたら甘かった。既に投げ釣り師が2人、薄暗い浜にぼんやりと見える。まあ、自分の釣る場所ではないので、かまわないのだが。本命ポイントは誰もいないので、海の様子を見ながらポイントへ入る。


今日はこの3日ではいちばん波が荒い。波高が高いというよりは、うねりがある。波足が長く、今日も駄目かと弱気モードになる。とりあえずアイルDBで探ったあと、タイドミノースリムでも探ってみるが、バイトなし。寄せ波のスピードが速く、ルアーが上手く引けないので、メタルジグにチェンジしたが、結果は同じ。あまり粘らず釣り場を後に。

<使用タックル>

PF−Z 1103TMLSF+シルバースレッド20LB+ナイロン20LB+アイルDB、タイドミノースリム120等

5:00〜7:30 らくがき防・原釜海水浴場東屋

休みにはたくさんの釣り人で賑わったらくがき防。まさか今日なら空いてるだろうと、荒浜から直行してみたが、なんと先客が6人!うちルアーが5人と、予想が外れガッカリ。しかし、今日釣らないともう釣れないので、空いた場所を見つけて釣りを開始。そのうち先端の投げ釣り師が帰ったので、先端に入る。流れがあるのでメタルジグで広範囲に探り、その後ワームでも探ったが反応なし。

周りのアングラーを見ても、釣れてる様子はない。そういえば、この曇り空のせいで、水温が2℃ほど下がったらしい。そこにきて、連日の釣り人の猛攻では、釣れる魚も釣れなくなるというもの。ここは、見切ってちがう場所へと移動する。

何気に南防入り口の駐車場へ車を止める。車を降りて海を見ると、海水浴場には釣り人無し。そして、東屋には投げ釣りのカップル2人。海水浴場はこの前様子を見たので、今日は東屋でやってみることにする。

東屋に行く前に、浜にある海草の見える辺りをざっと探るも反応なし。続いて人工磯側のテトラの際を探るも、ここも反応なし。投げ竿の入ってない南東側を探るも、風が向かい風のため、いまいち釣りきれない。はて、どうしたもんかと考えながら周りをよく見渡すと、人工磯側にある海草郡の中に、ちょっと離れて小さい海草の塊があり、その隙間にある砂地が目に付いた。その際に居るかもしれないと睨んだ。

ジグヘッド7g+グラスミノーLでその隙間めがけキャスト。この釣り方、何かに似ているなぁ、そうだ、ブラックバスだ。そういえば、つい先月までひたすら葦を打ってたっけなぁ。それに比べりゃ、こんな短時間の釣り、なんてことないな。そう思うと、切れかけた集中力が増してきた。

始めは上手く投げられなかったが、何投目かに良い所に落ちた。着底後、リフトして手前に泳がそうと思ったとき、ちょっと重みが手に伝わった。海草か?とさらにリフトしていると、クククッと振動が手に伝わってきた。そこで合わせ、リールを素早く巻く。後ろで見ていたカップルも、ロッドのしなりを見て「何か釣れたんですか?」と近づいてきた。


水が澄んでいるので、海底から上がってくる魚の形が確認できた。「ヒラメだ!ヒラメ」と後ろから声がする。小さいので抜き上げて、2人に見せてあげると「わー、ホントにこんな所にもいるんですね」と驚いていた。メジャーをあてると34センチであった。

釣り方、狙いなどを説明してあげると、関心の様子。なんか気分が良くなってしまい、その2人にヒラメを進呈してあげた。それまで何の釣果も無かったようで、すごく喜んでいた。よっしゃ、続けてもういっちょと釣りを再開する。

このサイズなら群れでいるかもと、周辺をくまなく探るも後が続かない。そのうち小雨が降りだし、さっきの2人も「ありがとうございました」と、挨拶しながら帰っていった。ゆうべの半夜釣りから今日の早朝とあまり睡眠も取れなくて、その疲れがここにきて出てきた。なんか辛くなってきたし、1匹釣れたから良いやってな気分になったので、ここで終了とした。

<使用タックル>

MT−86+ファイヤーライン16LB+タフロン2.5号+ジグヘッド7g+グラスミノーL(緑ラメ)


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