釣行日天気場所時間気温水の色風向き
7月20日(土)晴れ人工磯22:20〜2:00 24℃澄み南西・弱い

バイト多発・ヒット極少

土日を利用して、今回も相馬へ。16日火曜日に通過した台風7号の影響が心配だが、今回は人工磯の釣りをメインに考えているので、なんとかなりそう。それよりも、20日は海の日で原釜海水浴場の海開きによる人出のほうが心配か。とにかく、タイドグラフで釣行時間の予定を立て、いざ出発となった。

相馬にはお昼頃到着。早速情報収集へ「どんこ」へ走る。最近HPの更新がないので、あまり期待はしていなかったが、案の定海は良くないそうだ。スズキがあまりにも釣れないんで、黒鯛釣りに変更している人もいるんだそうな。そんな事言われても自分はやる気はないので、その他いろいろ話す。青っ子が寄り出しているが、釣れるにはもう少し時間がかかりそう。人工磯はやってる人がいないので、データがないんだそうな。あまり手応えを感じないまま店を後に。

店を出て、海水浴場の人出をチェックしに浜へ向かう。今日は梅雨明けのような良い天気で、福島市内では午前中に37℃と掲示された表示板があるほど暑い。さぞ混んでいるだろうと思って見てみると、やっぱり混んでいた。駐車場という駐車場は満車。道路まではみ出る始末で、これじゃ場所の下見も出来ない。人出が減るのを待つために一旦帰宅。

16時ごろに雷が鳴りだし小雨もパラパラ。これなら浜の人たちも帰るだろうと、様子見がてらに南防へ行ってみた。港内に車を止め、堤防を歩きながら浜を見ると、海水浴客の姿もまばらであった。堤防先端も釣り人は少ないだろうと予想していたが、やっぱり少なかった。これなら、やりたいようにやれるかなと、テトラ越しに海を見ると、ちょっと色が変。近づいて良く見ると、濁っている。ちょうど抹茶の色のようだ。これじゃ、あまり期待できない。試しに何投かキャストするが、ゴミもかなり多い。浮いるゴミというよりは、水中に漂ってるゴミが多い。海もナギでサラシもないし、粘っても徒労に終わりそうだったので、1時間もやらずに帰る。

夕食後、しばしの休憩後釣りを再開するため人工磯へ向かう。せまいポイントなので、先行者が気になるところだが、夕方見たときには地元中学生しかいなくてちょっと安心していた。しかし、港内へ向かう途中の道からポイントを覗くと、赤いライトが3っつ程見える。ちょっといやな予感。夜来ると電気浮きの釣り師が3人、それもマイポイントに陣取っていた。アチャー、こりゃいかん。しばらく遠くから眺めていたが、ポイントの反対側が空いたので、そこへ入る。この状況では仕方あるまい。

22時20分にスタート。潮位の関係から今回は0時から2時までを釣行時間を決めていたが、我慢できずに来てしまった。でも、この状況では、かえって良かったかも。ここが駄目なら、場所を移動せねばならないから。しかし、そんな心配は無用であった。開始間もない22時40頃に初バイト。その後、すぐ明快なバイトがあったが、すぐフックアウト。これならなんとか粘れば1匹取れそうな雰囲気。ルアーはザ・ファースト9センチ。

隣組に友達らしき人が来て、会話を始める。聞き耳を立てると、どうやら1匹キャッチしているらしい。サイズはフッコ級のようである。やっぱり釣られていたか。自分がその場所に立てていれば、その魚は私が取っていたはずなのに、悔しい。

とにかく1匹釣らなくては。魚っ気はあるので、バイトのある方向へキャスト、スローリトリーブでバイトを待つ。キャストしていて気がついたのだが、流れのせいだろうか、巻いていて重くなる所とそうでないところがある。あまり流れていないはずだが、明るいうちにこちらのポイントは良く観察していないので、状況が良くわからない。でも経験から、重く感じる所をゆっくり目に巻いていてゴツンと来るパターンが多いので、その辺を丹念に探る。すると結果は出た。23時10分、ココンと来てそのままバシャバシャっとエラ洗い。引きからしてたいした事はなさそうだが、前回のように寄せてみたらデカかったという事もあるので、慎重に。近くまで来た所でタモですくってランディング成功。

サイズを確認しようと上げてみると、今度はホントに小さかった。40センチちょっと越すぐらいのセイゴである。しかも、テールフックに皮1枚ようやく引っ掛かった感じだ。今まで乗らなかったのは、このサイズの仕業だったのかも知れない。でも、満潮から下げにはいればもう少し条件が良くなるかもしれない。もう少し様子を見る事に。

水面に浮くゴミの行方を見て、ちょっと流れが出てきたと判断し、ルアーをエンゼルキッスにチェンジ。しかし、これではバイトなし。と、いうよりもワンキャスト毎にゴミが引っ掛かる。隣に水位が下がるとワンドになる場所があって、そこにあるゴミが潮位が上がって一気に流れ出したのだ。これでは釣りにならん。仕方なく、場所移動。

移動した場所は、隣のワンドになる場所の外側。自分の実績はないが、エサ釣りの人が釣ったのを見たことがある場所。地形的には何となくわかっているが、釣れるとは思っていない。でも、あそこがあのゴミではここしかない。釣れると思って信じて投げる。

堤防状に突き出ている石積みと平行にキャスト。ここでもスローリトリーブ。流れはやっぱりない。波が足元にぶつかり、ちょうど浜で釣ってる感じである。こういう場所だと、どんな感じで釣れるんだろうか?ここもカケアガリになっているので、来るならそこだろうと思っていた0時10分、ホントにカケアガリ付近でバイト。そのままバシャバシャとエラ洗いでフックアウト。魚はいた。そして釣れた。でもバレた。今度明るい時に来て、場所を良く観察してみようと思った。その後、1時間程粘ってバイトはなく、また最初の場所へ移動。

同じ場所に入り、同じ場所へキャスト。さっきよりはゴミが少なくなっているようだ。しかし、電気浮きの人たちもボッチャンボッチャン投げていたから、バイトはないだろうと弱気でいたが、これがそうでもなかった。1時7分、バイト。しかし乗らず。そして、今度は沖に向かって投げたとき、1時9分、またバイト。しかし、これも乗らず。今のは、ルアーをはじいた感じのバイトで、はじいた後に水面でバシャバシャと魚が逃げる音まで聞こえた。こんなにバイトがあるのになぜのらないのか?フック先端は爪にかかる程鋭いし、ココンと来ても少し送り気味にしているのに。サイズがセイゴクラスなのだろうか。ただ、バキュームのように吸い込んでいる感じはわかった。ルアーのサイズを変えればいいのか?どうなのか?

1時半頃になると、なんかさっきまでと状況が違う感じになってきた。何が違うのか?そうだ、風だ。さっきまでは南西の風が涼しいぐらいに吹いていたのに、それがピタッと止んだ。それと同時に、バイトもピタッと止んだ。2時まで粘ったが、その後バイトはなかった。これ以上の釣りは、水位的に無理。諦めて帰った。

<使用タックル>

PF−Z 1103TMLSF+シルバースレッド20LB+ナイロン20LB+ザ・ファーストF9センチ(バイト・ヒット全て)


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