釣行日天気場所時間気温水の色風向き
9月14日(土)曇り時々小雨涸沼21:00〜26:00 19〜17℃普通ほぼ無風

ボイル多発、気配はあったが・・・

金曜深夜、知人Sさんからメールがはいった。涸沼でポツポツ釣果があるというのだ。海は低気圧の影響でうねりがあるようだし、せっかく戴いた情報なので、涸沼にいって見る事にした。しかし問題がひとつ。涸沼自体には行ったことがないのだ。ならばちょっと早めに行って、現場を観察せねば。もたもたしてると曇りで暗くなるのが早い。16時過ぎに出発。

思った以上に道が混雑していて、大貫橋を越したのが18時過ぎ、辺りは暗い。しまった、これじゃ周りがわからん。とりあえず聞いた道を走ってみたが、ポイントと思われる場所には着いてないようだ。Sさんに携帯で教わりながらいろいろ走るが、やっぱり暗くて周りが見えないのが辛い。そうこうしているうちにガソリンもなくなってきた。ここは一旦ガソリン給油のために現場を離れることに。

ガソリン給油後大貫橋に戻り、ついでなので夕食をとり、他に釣り人はいないかフラフラ歩いてみた。橋下流に釣り人1人。ブッコミで15時ぐらいからやっているそうだがセイゴ、カイズ各1匹だそうだ。続いて橋上流に行ってみると、こちらは幾分釣り人が多かったが皆ブッコミ。ルアーマンの姿は一人も見えない。逆流の勢いが弱いのを知っててこないのだろうか。

そうこうしているうちに20時を過ぎてしまった。時合は満潮いっぱいから2〜3時間と踏んでいたので、そろそろ釣り場探しを再開せねば。車に乗りこみ、また暗い涸沼へとむかう。携帯での何度かのやりとりで、なんとかポイントらしき場所を発見。だが、そこにはブッコミの先客が。話しを聞くとウナギ釣りだそうで、まだ1匹も上げていないそうだ。もう帰るから、空いたらいいよという事だった。話しの最中、鈴の音がして、ウナギを1匹釣り上げた。40センチぐらいの食べ頃ウナギだ。ああ、ほんとに釣れるんだ、などと思いながら水面のざわつきに耳を澄ませると、水面を手の平で叩いたような「バシュッ」という音が。これはボイルの音だとやる気が出る。しかし、はじめての場所でもっといいところがあるかもしれん。少し周りを歩いてみることに。

下流に歩いていくとそこにもウナギ釣りの人たちが。もう既に2匹上げたそうで、話しを聞いてるうちにまた1匹。これは、ひょっとしたら時合なのかもしれないと、さっきの釣り場にもどり釣りを開始。ウナギ人は21時過ぎには帰っていったので、場所は空いた。水面はボイルがさっきよりは多発しているように思えた。水面を意識してるはずなので、エスフォーで攻める。

バイトが無いためルアーチェンジを繰り返す。この状況はある程度予測していた。去年も大貫橋下流で大ボイル大会があっても、ルアーにはカスリもせずに終わったという経験があったからだ。今日は他にルアーマンもいないことだし、ここは慌てずいろいろ試す事に。バイブレーションやスピナーベイト、7センチ、9センチの小さいミノー、ジグヘッド+シャッドテールなどなど、釣堀のように頻繁に交換してみたが、バイトは一向に無し。

釣りの最中小雨が降りだし、カッパを着るため一旦休憩。ついでに、またブラブラ歩いてみた。同じような地形が続き、いちばんボイルが多い場所は、やっぱり自分の釣りしている場所だ。場所は間違いじゃない、あとはメソッドか?雨か?風か?また頭に???がいっぱい並びながらの釣りとなった。

23時過ぎにSさんから連絡が入り、釣り場に直接来てくれた。そこで休憩しながら昨日の状況を聞く。昨日は雨で、結構強く降っていたらしい。実は釣り場はここでは無いらしいのだが、今更移動する気はならないので、ここで粘る。Sさんも1時間程釣りをしていったが、結局バイトのないまま、明日仕事のため帰っていった。

ボイルは今だ続いているが、多発する時とそうでない時がある事に気付く。多発する時は風や雨で水面がざわつく時。それ意外はあまりボイルしないようだ。25時で切り上げる予定であったが、小雨となりまたボイルが多発し始めたので、もう1時間粘ってみた。デッドスローでは出る気配がないので、こうなりゃリアクション狙いに、スピナベにシャッドテールのトレーラーでバジングしてみた。ボイル地点を何回か通過させた時に、ちょうどルアーの横あたりで「ボコッ」と水面を割ったが、フックには掛からん。ならばバイブレーション、それもラトル無しならどうよとこれも水面直下を早巻きしてみたが、こちらは何も反応無し。26時になり、さすがに帰りの事、次の日の事を考え、悔しいが終了とした。

今回は釣れなかったが、雰囲気はあった。釣れない理由をいろいろ考えたが、最大の理由は警戒心かもしれない。暗くても自分が立つとベイトはいっせいに逃げたので、暗くても魚からは見えるのだ。管釣りのマスのように、水面が穏やかでは魚も警戒して食わないのだと思った。ここは流れがほとんどないので、他のルアー、釣り方意外の何かの要素がないとヒットは難しいかも。でも、魚は居るんだよなぁ。しばらく通ってみて、様子を見たいと思う。まずは、明るい時にきて、状況把握からだな。

<使用タックル>

MT−86+ファイヤーライン16LB+ナイロンリーダー25LB+各種ルアー


Back戻る