釣行日天気場所時間気温水の色風向き
10月12日(土)晴れ涸沼18:00〜22:20 16〜12℃普通西のち北東・微風

今期最高、でもサイズが

今日も涸沼へ。3連休で人出が気になるところだが、明るいうちに下見をして空いてる場所で釣ろうと思い、14時に出発。途中、Sさんに情報を聞く。ゆうべはそこそこ釣れて、朝方デカイのをバラシたそうだ。その場所は、朝5時半過ぎぐらいからハゼ釣りの人が続々入り、日中は釣りにならないようだ。とりあえず下見ということで、夕方ちょっと覗いてみる。

釣り場に着き、夕暮れ時にもかかわらず釣り人が帰らない様子。少し歩いて場所を観察。ボイルもしていてルアーを投げたいところであったが、車を止めるスペースも確保できないので、いつもの釣り場へ移動となる。

18時前にいつもの場所へ着く。先客はいないようだが、下流に入る車を目撃したので、誰かは下流にいるはず。K−TENで釣りを開始すると、案の定下流から「ヒュッ」とロッドを振る音が。よくよく聞いてみると、対岸からも聞こえてくる。今日はこのエリアに数人のアングラーがいる模様。

ポイントの状況であるが、流れはゆっくりと逆流に流れ足元の水は澄んでいる様子。ボイルはホントにたまに聞こえる程度。シャロー側ではなく、すべて流心から対岸にかけて。今日は順流に変わった直後が時合と読んでいたので、それまでは時間つぶしのつもりではじめた。

開始1時間経過するが、バイトは無し。空には満天の星空で月明かりもあるので、ゴースト系がいいのかとK−TENのゴーストにチェンジ。その数投目、フルキャストで流心にキャスト後お茶を飲もうとルアーをほったらかしにしていると、「カフッカフッ」とバイト。ロッドをあおらずにそのままにしていると、どうやらフッキングした様子。リールが簡単に巻けるので、たいしたサイズではないと足元で魚を確認すると、45センチ程度。リーダーをつかみランディングしようとしたが外れてしまった。まあ、これは釣ったうちに入るだろうということで、1匹とカウントする。

リリース後、ほぼ同じ場所でバイトが3度あったが、結局乗らずにルアーチェンジ。今度はラパラLCMのSD。さっきはゴーストがいいと思っての選択だったが、今度は動きがヌルヌルした方がいいと思ったのでこれにした。買ってから2度目の出番だが、止水ではほとんど動かないのは確認済み。今の流れならばほんの少しだけ動くはずなので、K−TENにスレたのなら、こいつに出ると読んだ。


ルアーチェンジ後の数投目、さっきバイトのあった場所とほぼ同じ場所を通過したとき、わずかに「コツッ」と手元に伝わる。前もってこういう場合は合わせないと心に決めていたので、バイトが来た時も合わせずにグッと重くなるのを待った。すると、「ゴッゴッゴッ」と重みが伝わりヒット。ヒットの瞬間はいつものサイズと思ったが、やり取りの中で何度もドラグを出され、ちょっといいサイズと期待。足元まで来て、サイズを確認。下アゴをガッチリ掴んでランディング成功。

メジャーを当てると55センチ、前回よりさらに5センチアップ。読みが当たったのだろうか、ラパラLCMでの初ヒットとなる。釣り方のパターンがこれでひとつ増えた。      

更なるサイズアップを期待し再開するも、ラパラでのヒットはこれまで。さて次は何を使おうか。何となく流れが弱くなったので、引き波せ誘ってみようとエスフォーをラインに結ぶ。このルアーも巷では人気のあるルアーであるが、今までに1度ヒットしたかしないかのルアーなのだ。釣れてる時に使ってみて、結果を出したいという気持ちでキャストを続ける。


その思いが通じてか、しばらく粘って四方にキャストしているとついにヒット。サイズは小さいので、最後だけ気を抜かぬようやや慎重に寄せる。デジカメに撮ろうと魚の向きを変えながらある事に気付いた。口が大きく裂けている。しかもそれには見覚えがあった。今週月曜にこの場所で釣ってリリースに手間取った魚にがいたのだが、おそらくコイツはその時の魚。信じたくは無いが、サイズ、この口、おそらく間違いない。こんな事ってあるんだなぁ、はじめての経験で、少しビックリした。

その後は同じ場所で粘っていたせいか、バイトが続かなくなったので上流に行ったり戻ったりを繰り返す。上流でボイルが激しい場所があったので、そっと近づきエンゼルキッスをキャスト。デッドスローで巻いてきて、もう回収しようと気を緩めたとたんに足元でヒット。しかしコイツも45センチとサイズアップならず。

21時を過ぎ、流れが順流に変わる。ここからが本番と気合を入れなおすが何か変。とたんにボイルが静まり、ベイトっ気も無くなってしまった。結局1時間粘ったものの、ウンともスンとも反応が無く、気力も無くなりここで終了とした。

今回は、合計4匹と数は出たもののやっぱりサイズは出なかった。釣行後Sさんの話によると、最近は涸沼から川のほうへ魚は移動しているらしいとの事。その話しと今回の下げでパッタリボイルが無くなった状況を見て、水温が影響し始めているのではと推測。9月と比べると、朝晩の冷えこみは厳しいので、止水状態の涸沼はその影響を受け、下げにその冷たい水が流れボイル等も無くなったのではないかと考えた。ただし、下がったといっても適水温から大きく外れてはいないと思うので、考え過ぎかもしれないが。とにかく、釣り続いてるのはいい事、このままの調子でいけばサイズは後からついて来るのかもしれない。

<使用タックル>

MT−86+ファイヤーライン16LB+ナイロンリーダー25LB

ヒットルアー(釣れた順)
K−TEN9センチ、ラパラLCM、エスフォー11センチ、エンゼルキッスEXS9センチ


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