釣行日 | 天気 | 場所 | 時間 | 気温 | 水の色 | 風向き |
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10月21日(月) | 雨 | 涸沼 | 3:20〜7:00 | 15℃ | 普通 | 北東・強風 |
気配ムンムン、でも1匹 前日1匹掛けた場所へ、今度は時合のはじまりから釣りがしたいと朝マズメを狙っての釣行。暗いうちに周りも見たいので、前日同様1時半過ぎに出発、3時過ぎに釣り場到着。 家を出る前は雨、釣り場も雨かと思ったら小雨で助かった。出発前にインターネットで降雨量をチェックしたら沿岸は雨の降りだしが遅いようなので、それを信じて来たら正解だったようだ。しかし、道路はかなり濡れていたので、降っていた事は降っていたのだろう。起床直前、震度3の地震もあって、その影響がないかと心配であるが、とりあえずルアーを投げてみることにする。 ここに来る途中にもわかっていた事だが、今日は北東風がかなり強く吹いている。適度な風は魚の警戒心を無くしてくれて好都合なのだが、ここまで強いとどうなのか?水辺に立つが、ボイル音はいっさい無し。足元に波打つ音と似たような音が周りから聞こえるが、水面をよく見るとそれはイナッコである事がわかった。ちょうど風裏になるようで、ものすごい数のイナッコが集まっている。ライトを照らすと、雨が降った水面のように魚が跳ねる。このイナッコたちを狙ってフッコ、スズキたちはこの辺りでボイルするのだ。 勝負は5時過ぎと思っていたので、フルキャストで巻いてきてすぐ移動を繰り返し前日いかなかった場所にも足を運ぶ。地元の方に聞いたランカーポイントは今年はクイが立ち、ルアーを投げられないとの事であったがそいつも確認。さらに移動をしていくと、風がもろぶち当たる場所になるので、そこでUターンしてもとの場所に戻る。 4時半まで適当なキャストをしていたが、明るくならんとボイルは起きないだろうと確信し、5時まで車中で仮眠をとる。5時すぎに再びポイントへ行くと雨は上がり、強風だけになっていた。空がうすら明るくなる頃、どこからともなく鳥が集まりだし、イナッコたちも足元から散り始めた。ここからだと気合を入れなおしていると、ボイルもあっちこっちで起こるようになる。前日頻繁にボイルの起こっていた場所に立ち、ここからはひたすらキャスト&リトリーブの繰り返し。 足元のイナッコがパッと散ったのを見逃さず、その奥へキャスト。スローに引いてくると、「コツッ」とわずかなバイト。少し聞くが引きこまないので、さらに巻き続けるとまた「コツッ」、その後に「グーン」と引きこみ、かなり遅めにロッドを立てた。昨日は強引なやりとりでばらしてしまったので、今日はすこし慎重に。
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サイズは45センチ程度だったはずだが、引きはいい。何度かエラ洗いをした後、弱った所を慎重にズリ上げる。サイズはやっぱり45センチ、今日もアベレージサイズからのスタート。ヒットタイムは5:25。
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リリース後、次の1匹を狙う。まだ時合のはじまりで、これから場所を移動するなりなんなりでなんとか2〜3匹と期待していたのだが、これがどうして後が続かない。暗いうちに下見をした場所にもキャスト。あえてクイ近くに落とし、その周りに付くベイトのつもりで巻いてみたが、一向にヒットせず。北東の風で波ドバドバなので、警戒心が薄いだろうと踏んだのだが、駄目だった。
しばらくして元の場所へ戻ろうとすると、ルアーマンが1人来ていた。ややウェーディング気味で、フル遠投後、リールは1秒に2回転かそれ以上のスピードで巻いている。私が見ている間に2ヒット、1キャッチ。キャッチした魚は目測で60センチはあった。使用していたルアーはシルエットからして9〜10センチのリップレスタイプで色はおそらく黒。私が投げたときは何の反応もなかったのに、やっぱり釣る人は釣るもんだ。でも後から来た人に釣られるのは、ちと悔しい。 時間は間もなく7時を迎えようとしていた。6時ごろから雨が強くなりだし、雨足は強くなるばかり。もう1人のルアーマンは7時前に納竿して帰っていった。漁船も7時前ぐらいから目の前を頻繁に横切るようになる。ボイルは今だ頻繁に続いているのだが、今日は平日で帰りの通勤ラッシュで帰路の混雑も気になる。残念だが、今日はこれにて終了することにした。 しかしまあ、1匹は出たがその後が続かないのはどうしたものか。活性が低いとは思えず、ルアーが届く範囲に魚はいる。後から来たルアーマンと自分の違いは、使うルアーと巻くスピード、後はレンジだろうか。とにかくまた来てルアーを投げて、確かめてみるしかない。シーズン終盤、なんとかスズキサイズをキャッチしたいものだ。 <使用タックル> MT−86+ファイヤーライン16LB+ナイロンリーダー25LB+K−TEN 9センチ、その他各種ルアー |